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クラシックカーをお持ちの方であれば、ラリーなどのイベントへ参加を一度は考えたことがある(あるいは、参加したことがある)のではないでしょうか。クラシックカーのツアーラリーは、(必要な時には、整備士の助けも借りながら)プロのラリー主催者が選んだルートを走り、豪華な宿泊施設に宿泊し、素晴らしい料理に舌鼓を打つという、とても楽しいものです。しかもそれを、同じような車好きの仲間と一緒に楽しむことができるのです。

各種イベントへの参加をするのであれば、自分自身と愛車の準備が必要になります。ここでは、いくつかの注意点をご紹介します:

 

  1. ご自身の準備を整えましょう


    自分のことは何でも自分でできることが求められます。ご自身と愛車がこれから何をしようとしているのかを、しっかりと理解しておきましょう。つまり、一日の終わりに何をするのか、必要な時にどうやって助けを求めるのか、どのルートをたどるのかを知っておく必要があります。こうした情報は事前に入手できるはずですから、少し予習をしておきましょう。

  2. コ・ドライバーを準備しましょう

    あなたの役割とコ・ドライバーの役割を決めましょう。二人が交代で運転するのか、それとも一人が運転に専念し、もう一人は終始ナビゲーター役を務めるのか。二人ともが満足できるかどうかが、ツアーの成功を左右します。

  3. イベントの前に愛車を点検しましょう

    ご自身で、または整備士に依頼して、以下について愛車の点検を行いましょう:

    • エンジンのコンディション ― オイル漏れ、発煙、スタンブル、異音はありませんか?これらの症状は深刻な問題の兆候の可能性がありますから、対処しておきましょう。
    • ブレーキ ー ブレーキパッド、ローター、ドラム、ブレーキライン、ブレーキケーブルを最近点検していなかったのであれば、今のうちに点検しましょう。これらの部品が古くなっているようであれば、交換しましょう。新しいブレーキフルードも役に立ちます。
    • 電気系統 ― 点火系が不調だと、楽しめません!発電機の出力を確認しましょう。また、すべての配線が正しく行われ、バッテリーが充電されていることを確認しましょう。
    • タイヤ ― 空気圧が適切か、劣化の兆候がないかを確認しましょう。
    • スピードメーターとオドメーター ― おそらく10分の1キロ単位で書かれたルートブックを受け取ることでしょう。スピードメーターが正確でなくても何とかなりますが、コ・ドライバーは位置を完全に把握していなければなりません。

    Classic Car Ready for a Rally img1  
  4. 車を走らせて、準備ができているか確認しましょう


    日曜日のちょっとしたドライブにしか愛車に乗らないという方は、長時間の、おそらく過酷な冒険に向けてしっかりと準備しましょう。やはり、3日、4日と連続で1,600キロもの走行を行うと、愛車は、短時間の走行とは違う動きを見せるものです。少なくともメインイベントの2、3週間前に長めの試乗を行い、適宜、調整や修理ができるようにしましょう。

  5. 持ち物を確認しましょう

    スペアの部品をいくつか持ち運べるようであれば、そうしましょう。給水ポンプや燃料ポンプ、発電機、ファンベルト、ホース、1リットルほどのオイル、オイルフィルターなどがあると、便利です。整備士も、あなたの愛車のモデルに特有の、一般的に故障する可能性のある部品についてアドバイスしてくれるでしょう。専用のスペアを持っていけば、何か問題があった場合に、ラリーイベントの整備士がより適切に対処してくれるはずです。

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