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本連載では、リスクマネジメントの視点を中心におきながら、企業が抱える様々なリスクについて言及すると共に、保険代理店業界を取り巻く環境変化や代理店経営に関する関心事について、私の経験値を踏まえながら書いていきたいと考えています。業界環境が大きく変化する中で、リスクマネジメントを基軸とした法人開拓と組織化・企業化が不可避であることを前提に情報提供を行っていきたいと思います。

保険代理業は本当に素晴らしい仕事ですが、大きな環境変化の中でその存在意義が問われています。この仕事が単に存続・発展するのではなく、更にレベルとステイタスの高い魅力的な仕事となるために、私なりのメッセージを発信していきたいと思いますので、是非とも宜しくお願い致します。

特定非営利活動法人 日本リスクマネジャー&コンサルタント協会
副理事長 松本一成


著者の紹介

松本一成氏は1970年に神戸市で出生し、現在は保険代理店を経営する傍ら、社労士法人やリスクコンサルティング会社を営んでおり、多くの時間を保険業界での活動やNPO法人の活動に費やしていらっしゃいます。 元々同氏は、銀行員(現 三菱UFJ銀行)として社会人生活をスタートし、その後、1997年9月に当時の安田火災(現 損保ジャパン日本興亜) 東兵庫支店へ代理店研修生として入社したことで本格的に保険業界に入られました。その後2年間で代理店研修生を卒業して保険代理店を営んでいましたが、同時に厨房機器メーカーの総務部長やリスクコンサルティング会社の役員等を兼務されていました。その後、2010年に保険代理店の本社を神戸から東京に移転し、現在に至っています。

同氏は銀行員・保険代理店経営から得た経験や知識を活かした、財務リスクマネジメント、及びメーカーでの総務部長時代の経験や社会保険労務士の資格を活かした人事労務に関わるリスクマネジメントの教育・研修にも定評があります。また、コンプライアンス経営の実現のための、コンプライアンス意識の高揚や就業規則等の社内ルールを用いた現場のリスク感性を上げる教育も積極的に行っています。

その他、現場でのリスクコンサルティング業務の経験値を活かしたリスク管理体制の構築など、現場の実践で活かせる研修やセミナーを多数実施しており、企業様の様々なニーズに柔軟に対応出来ます。

同社の詳細については、下記をご参照ください。NPO法人日本リスクマネジャー&コンサルタント協会:
https://rmcaj.net/guide/Profile1.html

  • 10/15/2019

    保険業界の大きな環境変化に際し、保険代理店はどのような戦略を持って存続と発展を実現していくべきなのか?その答えは代理店の強みや規模感、保有しているマーケット等によって・・・続きはこちら

  • 09/10/2020

    既にご存知の通り、保険業界は大きな環境変化の真っ只中にあります。以前に緩行的な変化について説明をしましたが、正に全ての保険代理店がこの大きなリスクに直面しており、対応を求められています。 …続きはこちら

  • 08/18/2020

    保険代理店が真に顧客本位の提案を行うためには、保険を売るという発想からお客様を守るという発想に切り替えていく必要があると思いますし、企業に関して言うならば企業は理念やビジョンの達成の為に活動しているため、保険を活用する事によってそれらの達成を如何に支援出来るかが顧客本位の大前提になると考えられます。 …続きはこちら

  • 07/09/2020

    経営計画は理念やビジョンを具体的な行動に落とし込んでいくために必要不可欠ですが、経営計画とリスクと保険には密接な関係がある事をご存知でしょうか?今回はその関係を二つの視点から見て行きたいと思います。 …続きはこちら

  • 06/16/2020

    保険業界が大きな環境変化を迎え、保険代理店の在り方が大きく変わろうとしています。この大きな環境変化に対応して存続・成長していくためには、自社のおかれた環境と自社の現状を正しく認識した上で、…続きはこちら

  • 05/15/2020

    リスクの定義については以前に説明させて頂きましたが、リスクをもたらす根本的な要因は大きくわけると2つに集約されると言われています。一つは企業としてのあるべき姿や原点(理念・計画・コンプライアンス・品質等)からの乖離であり、…続きはこちら

  • 04/09/2020

    コンプライアンスが日本に根付いて久しいですが、近年も大企業におけるデータ改ざんや粉飾決算、反社会的勢力との関わりなど、コンプライアンス違反に係る報道が行われています。…続きはこちら

  • 03/12/2020

    前回、会社法の改正についてお話しをさせて頂き、より厳しく取締役の責任が追及される一方で、優秀な人材に取締役に就いて頂き、積極的にチャレンジする経営を行って頂くために必要となる会社補償やD&Oの活用に必要な手続規定等が新たに設けられることを説明させて頂きました。・・・続きはこちら

  • 02/13/2020

    2019年12月4日(水)に会社法の一部を改正する法律案が参議院本会議で可決、成立しました。今回の改正は、大きく「株主総会に関する規律の見直し」、「取締役等に関する規律の見直し」、「社債の管理等に関する規律の見直し」に分けられますが、保険代理店が深く関係するのは、・・・続きはこちら

  • 01/16/2020

    法人マーケット開拓はこれからの保険代理店にとって不可避のテーマですが、特に個人マーケットを中心に活動してきた保険代理店にとって、継続率の高い個人契約のメンテナンスを行いながらのマーケット転換は至難の業と考えられます。・・・続きはこちら

  • 12/12/2019

    近年、台風による風水災リスクによる被害が大きくなっています。昨年の平成30年7月 豪雨では200人以上の死者を出し、今年も9月の台風15号では首都圏(特に千葉県)で風による建物等の倒壊や停電が発生し、10月の台風19号では水災によって広範囲にわたり大きな被害を受けることになりました。・・・続きはこちら

  • 11/07/2019

    顧客本位の業務運営を推進し、大きな業界環境の変化に対応するために、単なる保険販売から脱却し、法人マーケットに対してリスクマネジメントサービスを提供するには、少なくともISO31000:2018(JIS Q31000:2019)を知っておく必要があるでしょう。・・・続きはこちら

  • 10/09/2019

    法人における保険の役割は、財務リスクの移転であり、財務諸表を守る為に最適な保険提案を行う事が我々保険代理店の使命ですが、そもそもこの財務諸表を苦手とする方がこの業界には多いようです。今回は財務の基礎知識として・・・続きはこちら

  • 10/09/2019

    保険の企業に対する基本的な価値は財務リスクの移転です。具体的には資産の減少の補填、費用の損失の補填、将来の得られるべき収益・収入の補填です。一般的に損害保険については「モノ」、生命保険については「ヒト」に掛けるイメージが・・・続きはこちら

  • 09/12/2019

    近年、健康経営に取り組む企業や保険代理店が増加しているようです。その背景にあるのは、精神疾患や長時間労働といったといったリスクの顕在化とそれらを改善するための働き方改革の推進、慢性的な人手不足の解消や優秀な人材の確保という現実があるかと思いますが、この傾向は保険代理店に大きく2つの視点でプラスの要素があると考えられます・・・続きはこちら

  • 08/08/2019

    大企業に対する職場のパワーハラスメントの防止義務が2020年4月にもスタートする見込みとなりました。中小企業の義務化については猶予期間が設定されると思われますが、努力義務としてパワハラに対する事前の対策が求められます・・・続きはこちら

  • 07/11/2019

    今年で東日本大震災から丸8年が経過しました。思えば、私自身が銀行員から保険代理業に転身したきっかけも阪神・淡路大震災でしたし、東日本大震災当日に仙台にいた事が地震の怖さや必要性を強く認識する事に繋がりました・・・続きはこちら

  • 06/13/2019

    最近、サイバー関連の記事をよく見かけますが、皆様は自社の保険代理店としてのサイバーリスクへの対策は勿論、お客様に対してしっかりとリスク喚起をしていますでしょうか?・・・続きはこちら

  • 05/16/2019

    この連載を始めるに当たりまして、最初にリスクというものの定義について皆様と共有させて頂きたいと思います。一般的に損害保険代理店をやっていると、どうしても保険でカバー出来るリスクばかりが目に付きます ・・・続きはこちら